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原田謙介

原田謙介

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政治の若者離れを打破する活動を10年以上

報告

企画の時期が、主権者教育の観点からも良くないので中止は妥当だと思う。しかし、企画内容自体を一概に否定するものではない。選挙直前に1つの党の国会議員だけを招いた企画をすることは慎重になるべきです。 私も執筆メンバーである主権者教育の副教材「私たちが拓く日本の未来(文科省・総務省)」の指導用資料の中に、政治家を学校に招く際の注意事項をまとめた。政治家の話を直接聞き、意見交換を行うことなどは教育の面でも学生の声を政治に届けるためにも重要なことである。ただし、多様な考えと生徒が触れるような内容にすることなどが要点です。 神奈川県は主権者教育の先進県であるだけに、どのような経緯で企画され中止になったのか気になるところです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 末冨芳

    日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

    教育基本法には特定政党を支持したり反対するための教育活動を禁止する政治的中立性の規定があります。選挙…続きを読む

  • 西田亮介

    社会学者/日本大学危機管理学部教授、東京工業大学特任教授

    原則論としては原田さんのコメントに近い一方で、学校や教育委員会側は今回挑戦的な企画だということを事前…続きを読む

コメンテータープロフィール

原田謙介

政治の若者離れを打破する活動を10年以上

1986年生まれ。岡山在住。愛媛県愛光高校、東京大学法学部卒。「学生団体ivote」創設。インターネット選挙運動解禁「OneVoiceCampaign」。NPO法人YouthCreate創設。「若者と政治をつなぐ」をコンセプトに活動。大学非常勤講師や各省有識者会議委員などとして活動を広げていく。18歳選挙権を実現し、1万人以上の中高生に主権者教育授業を行う。文科省・総務省作成「政治や選挙等に関する高校生向け副教材」の執筆者でもある。2019年参議院選挙・2021年衆議院選挙に立候補し敗れる。元岡山大学非常勤講師。元グローバルシェイパー東京代表。元中野区社会福祉評議会評議員

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